カロリーオフランチのこの日の夜待ち構えていたのは
六本木のすし吉武
様々な出会いがあった昨年末デュヌラルテでの展示。
こちらに伺うきっかけも展示に女将さんが来てくださったのがきっかけ。
以来伺うのをずっと楽しみにしていたのでありました。
ミッドタウンの喧騒を抜けた脇道からさらに入っていった住宅街にも近いあたりにひっそり佇む吉武さん。
近くにはワインバーの老舗祥瑞(SHONZUI)さんも。
魅力的な通りのあの界隈、どこか四ッ谷の一角を思わせるものあり、わくわく。
この日は青のりのジュレののったうにや蒸しアワビ(キモソースには青のりと+くず)蒸したこ、煮たこにはじまって‥のしょっぱなから悶絶のラインナップ。
そして↑赤ギスが。
中里隆氏始め作家さんの雰囲気ある小皿にちょこちょこと繊細且つぐぐっと唸る美味ナルものが美しく鎮座増している様子を目の前にしながら、改めてこういった日本の美食って世界に誇れるアートだなーと。
しかも美味しく酩酊しつつ、楽しめる。最高☆
季節の香箱蟹は、外子と内子があえてあり三杯酢で味がついているもの。
わたしのこの時の香箱蟹とはえらい違い 汗
と嘆いていたら大将が身の取り方を教えてくださった!
そして絶品あんきも。
ひたすら、あっさり、まったり。
聞くと赤酒を使用されているとのこと、脳内メモ。
愛でて、味わって、おまけに聞いて、なにより一番のお料理教室。
できることなら定期的に通いたいのだけれど。。。
これは萩の作家さんのうつわだそう。
右上のはらり繊細ながら大胆なキレ感、中里氏の作品もだけれど、さりげなく美しく繊細ながらずばっと大胆。わたしの理想であり目指したいところ。
しっかりとした自己主張もありつつ、料理がきりり映える。
なんてカッコイイ!
月日貝というホタテに似た貝。このキモがまた!
確かカジキマグロ。ごくごく軽い燻した香りがアクセント。このポン酢がまた絶品。
そしてふるふる茶碗蒸し。
この他、ほとんど生なからすみに、最後はにぎり、まぐろ、さば、コハダ、赤貝、海老、ひと口ウニいくら丼、穴子、たまごやき‥あとまだたくさんいただいたような‥
女将さん、大将、たまたま隣り合わせたニューヨーカーなお客様と楽しく会話しながらの美食三昧、あっと言う間の4時間でありました。