デザイン物産展ニッポンを見に。
期間中は実演トークショーも。
昨日は、小石原焼 窯元 鶴見窯 2代目 和田義弘氏による ろくろによるとびかんなの工程。
実演から垣間みられる気負わず自然体な和田義弘氏。
伝統的技法を取り入れつつも、若い彼ならではの新たな息吹を盛り込もうとしているその取り組む姿勢はみていて実に清々しく‥
以前頂戴した
”食する際に使用するうつわには作り手である人の気を取り込む要素があると思う”
というコメントに深く納得したわたしとしては、まさに今回彼の実演する姿をみて気持ちのよい清々しい気が流れているものを(それは実演のみならず、大先生とのトークのやりとりからも)ダイレクトに感じ、感激。
技術を追い求めるだけでなく(もちろん技術もすばらしかったけれど)それ以上に作り手である自分自身がHAPPYであること、そしてその人が魅力的であることが作品の魅力に必ずや盛り込まれるものであるということ、昨日改めて認識。
小石原の工房にもいつかぜひお邪魔させていただきたい。
また印象的だったのがこの展示のコミッショナーである
ナガオカケンメイ氏の若き伝統工芸継承者をあたたかく見守るその姿‥この会の今後の活動も楽しみに。
こんな、カッコイイニッポン、もっとみたい。