これから北カリフォルニアへ旅立つ、兜兄弟。
フライトに間に合うように、一足先に、お届け。
ナンバリングしてあるタグのこいのぼりも兄弟仕様、お兄ちゃんと弟な、似た感じの大小で。
よいフライトを☆
この子たち、バランスを見つつ組み合わせセッティング作業。
ちなみに今回、使用した土の差及び釉薬の濃さの加減でこのような色合いに。
前回のいわゆる淡いブルーとは異なり思いがけずもえぎ色に口部分うっすら淡い桃色のグラデーションが。(そして高台部の緋色は狙い通り)
これはこれで好きだったり。
なんといっても、”芽吹いたばかりの草木の色”という萌黄色(Wikipedia 萌黄より)を思わせる色合いに、自然に現れた薄桃色は、中国では”邪気を祓い不老長寿を与える植物として親しまれている”(wikipedia 桃より)桃を思わせる色合いだったりもして・・・柔らかなグラデーションがお食い初めというういういしいお式にあっているようで、思いがけぬあがりにひとり悦に入ったり。
そしてこれが次回狙って確実にでるものではないところが、もどかしくもあり、またたのしいところでも‥
そんな中、昨夜、娘のお仲間含め一面うつわだらけのこの部屋にお通しすることになったゲストのひとりが、この様子をみて
「雨の日の水たまりの景色よう・・・」と。
多分、
こんな感じの弾くようなリズミカルな雨の日の水玉模様をイメージしていただいたのかと。
その一言が妙にすとーんと、入り・・・
全体でみる(うつわの)視点に、深くなるほど。
意識こそしていなかったものの
これや
これもそんな感じイメージしていたような。自分の中の無意識の意識、確認。
(一見同じように見えつつも)個性ある個が集まって、大きなひとつを成す。
大きな視点でみるうつわ作り、意識しつつ表現してみたいと思った本日昼下がり。
*お食い初めセット発送について
桐箱制作にあと2週間ほどかかるとのこと。よって発送はそれ以降となってしまうことに。ご都合等おありのかたいらしたら非公開コメントもしくはaround the table galleryメール欄よりおしらせいただけると幸いです。