先日わたしのHP
around the table gallery内 現代陶芸作家の仕事でも紹介させていただいている檀浦誠二さんの陶展を拝見しにaccaへ。
ギャラリーに入ってすぐに目に飛び込んだのがこのうつわの
やわらかなブルーそしてところどころ現れたピンクのグラデーション。
お住まいのそばの越生の梅の灰を使用され、電気窯の炭化焼成によって思いがけず今回出たもので、それは決して狙って出るものではなく今後同じ色が出るかはわからないとのこと。
ご本人のイメージとは異なるスウィートな色合いながら、赤貝のアクセント等、気負わず、さりげない檀浦さんならではプリミティブな雰囲気もしっかり。
檀浦さんのこの作品は、いわゆる土(赤土)もはや我が家のうつわの大半を占領している自作器はそのほとんどが磁土、
そして、下のマットはNYから持ち帰ったもの・・・
と、それぞれテイストは全く異なるものの、我が家に招きいれたとたん、想像以上に、自作のうつわそしてインテリアと馴染んでくれて・・・うつわと家との相性の相乗効果をふと感じる。
思えば、わたしの日頃の作陶も、立派な”陶芸作品”をつくりあげる。ものでは決してなく・・・我が家の生活スタイルにいかに馴染むか・・・プラス、どこか透明感溢れる作品を・・・が、なによりのテーマ。
そういう意味でも、わたしでは決して真似する事の出来ない天然の梅灰を使用されたこの気負わぬ作品は我が家のゲストうつわとしてもってこいで・・・僭越ながらすっかり馴染んでくれた雰囲気に、思わずうれしくなる・・・
今朝はここに冷たくひやした梨を盛って・・・っと。
around the table gallery 少しずつ手直し中。