
新鮮な生のメジまぐろのカマ発見。
カマの表面の汚れや血合いをざっと掃除したところで、両面に塩を振り、ローズマリーいっぱい、すりつぶしたにんにくを刷り込み、オリーブオイル少々でマリネ。
180°のオーブンで30分程かけ、途中焦げそうなときにはホイルをかけつつ、じっくり焼き上げる。
いっしょに焼いたトマトがソース代わり。
カマの合間の骨から身を取り出し、食する際にレモンをぎゅっとしぼれば
さっぱり辛口コルドンネグロにぴったりな一品に。
こんな豪快なカマを皆で取り分けるスタイルは気軽なホームパーティにもぴったり。
もちろんまぐろでなくてもお魚売り場とにらめっこ、旬の様々なカマの部位を盛り合わせて焼いても。
なにより、仕込んでさえ置けばOK!あとはオーブン任せ、スパークリング片手、皆でいっしょにわいわいできるのがいいところ。

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要は
このさんまのまぐろのカマ版。

焼きたてほやほや。
フレシネコルドンネグロといえば、結婚して初めてのクリスマス、
シャンパンを買いに出向いたデパ地下ワインコーナーの店頭で、手軽でおいしいと、試飲を勧められ、3種飲み比べ、辛口のネグロをチョイス、購入に至った
おそらく自分で家用に購入した初めてのスパークリング。
それはいまから20年数年も前のできごと、なんてことない一瞬ながら、実に印象的なシーンで‥いまだにネグロの黒い瓶を見るとそのときのことを思い出す‥
当時の若かりしわたしは、はじめて迎えるクリスマスに張り切り
いまではごく当たり前、日常となった家での食事の為のワインを買うその行為がちょっとした新鮮なできごとだったに違いなく、まさにスパークリングの泡のごとく、しゅわしゅわ浮き立つ気持ちだったのでありました。
そんなフレシネコルドンネグロも、いつしかスーパーで当たり前に目にすることができ、そして若かりし頃気合いを入れ計画、作り込んだホームパーティ料理にかわって、スーパーの食材とにらめっこ、臨機応変にそのときの気分で気軽にホームパーティを楽しめるように。
とはいえ、ホームパーティー準備時のわくわくしゅわしゅわ浮き立つ気持ちはいまだにかわらないのだけれど。

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