中国では豚の顔を料理する際に笑っている豚を選ぶ事で幸福が舞い込むといわれているのだそう。
まさに、そんな笑う豚を笑顔で解体するシェフ。
厨房に鎮座ます豚さんのお顔は想像以上に丹精で美しく、思わず
うんわぁー。
キレイー。
かわいいー。
日本を代表するソムリエ氏がオーナーであられる憧れの銀座フレンチ厨房内にて
大好きなテットドフロマージュ仕込みを拝見させていただくという大変貴重な機会に恵まれたこの日。
丁寧且つ分かりやすい解説付きでするすると解体されていくそのさまは、ひたすら見事!
取りやすく頭上にセッティングされたペーパーを無造作にばさっと抜き取り、拭き取りながら美しく捌いていくシェフの仕込み姿は、まるで外科医。
くーっ!
カッコイイー!
何より営業前の仕込み時、開店準備に忙しくされているみなさん、鬱陶しい部外者の見学者に嫌な顔ひとつせず。
最高のプロフェッショナルな気をダイレクトに感じ、その迫力にただただ感動。
単にお料理の仕込み見学というより、美学のようなものを見せてもらったような。
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両ほほに肉が少しついているくらいで後は全てがコラーゲンな厚い皮膚。
テットは顔、フロマージュはチーズ。
豚の顔に含まれるコラーゲンが火が通る事で液体になり、
その液体が固体になることから名付けられたのだとか。
溶けて、固体になるチーズが語源とのことからこの名前なのだと。
なるほどー。
立体が見事、平面に。
この後茹での作業に。
これまたすごい☆
そんな極上圧巻テットドフロマージュ仕込み見学
続く。。。