そしてこのチョコをこちら、ロクロで挽いたうつわをぱかっと切って開いた流線長皿の白磁スリムバージョンに。(再生磁土に珪砂を入れ、ざっくりラフな質感にし、そのイメージに合わせ、形もスリムにしてみたもの)
作陶も気がつけば10年を越すことに。
すばらしい”作品”を作りあげるというより、なにより我が家にあうもの、わたしの暮らしの身の丈にあったものを・・・と作り続けてきたわたしのおままごと陶芸。
旅に出たり、舞台を観たり、美味なる食事にでかけたりした中で感じたものを、気分のままその時の旬な空気を盛り込みつつ作れたら。と・・・
そしてそれって無意識ながら、結果、洋に馴染む和なうつわ作り、時に海外からみた日本がテーマとなっていたような気が。
ほんわか、シャープに、シンプルに。を、テーマに、なんでもないのに雰囲気のあるうつわを作っていけたらいいな。
そのためには、2008年もおいしいもの、旅、舞台等々・・・いっぱいいっぱい触れなくちゃ。
そしていつか・・・おばあちゃんになって、さらり気負わずいいものが作れるようになっているといいのだけれど。