大正15年創業 森下 山利喜
元来夏は滅法苦手なわたし。今年も例年同様、うなだれていたところに、そろそろ山利喜にでも行きましょう。と友からメールあり。
パリから帰ってきたこともあり、頼まれもののGOYARDのトート渡しがてら、山利喜名物 パテ ド カンパーニュを!と思ったら・・・
夏場はパテはお休みでした。(写真は春の山利喜)
入院を控えた友の元気付け?に創業昭和11年 自由が丘 金田へ。
ビール片手にうなぎのくりから焼きとか・・・小肌などつまみつつ・・・
カウンターにて、ひとり、(急遽予定が長引き到着が遅れるという)友の到着を待つことに。
お上品な粋な伯父様方に囲まれ・・・さすがに緊張。
居た堪れなくなって、ぐびりビールを飲み干して・・・
「あ、あの・・・樽酒、お願いします・・・」
と、小声で言ってみた、そのとたん、右と左から視線が!
「きゃーどうしましょ!」
所在無く、どぎまぎ、どぎまぎ。
思わず・・・
「慌てず、ゆっくり・・・でも・・・はやくきてーーーっ!!!」
と、メール→送信。
すっかりいい歳のわたしでも、こんなところでは、まだ子供・・・(汗)
金田酒学校とも言われているここ金田で、いつの日か、泰然自若、ひとりもの静かに待てる日が来るといいけれど・・・
それには、まだまだ修行足りず。
無事友到着後、はもの照り焼き、さんまのお刺身、東寺の湯葉、れんこんの梅合え、お新香、ゴーヤのサラダをいただく。特にこのゴーヤのサラダ・・・お気に入り!次回は、これをつまみつつ、文庫本持参で、じっくり友の来るのを待つとします。(←修行 第一段)