作陶テーマのひとつ
洋の空間でも馴染む新たな和の空気。
このkabutoも然り。
伝統的な和の習慣を私流に現代版にアレンジ。
2010 samurai kabuto テーマは
風薫る5月
お節句お祝い時、シャンパンといっしょにテーブルに並べられるようなkabutoを。
といっても、シャンパン=ゴージャスではなく、
次々弾け発泡する生命力
原っぱをかけずり回って草の香りがするような、品の良いカジュアルさ。
転んでも起き上がりさらっと元気にまた飛び跳ねちゃうような強さ。
そしてそこに程よいエレガントさをも盛り込めれば。
という、あくまでもわたしの解釈によるイメージ。
この新色はまさにそんな空気感をイメージしてのもの。
今回シャンパンのある空間に馴染むkabutoを。
と思ってから、頭には確とイメージができあがるものの
思うようにいかず。
釉薬テストを重ね‥最終的に作家壇浦誠二氏の協力の元、やっとなんとかここまでたどりついた2010 samurai kabutoの為の配合。
ここにブロンズ色で上絵アクセントを施すか否か、思案中。
釉薬テスト選抜で生き残った子たち。
定番の紺色ひとつとっても、焼成環境、原料の差から同じものにはならず。
ちょっとした色のトーンの差で、目指す”デニムな紺”とは程遠くなってしまう。。。
ちなみに、今回は壇浦氏の工房の地である越生産梅灰を使った釉薬のものも登場予定。他、まだ数色テスト予定。
ちなみに、手前左のうっすらピンクは、
これからは
女の子だって、
「いざ出陣!凛々しくあれ!」
という想いから登場した
samurai girls kabuto
(もちろん男子がこの色でもok!)
王冠感覚、ジーンズにこのkabutoナナメにかぶっちゃって‥みたいな♪
一昨年はガイロメでほっこり素朴な girls kabuto
2010年版はもう少しエレガントに
ブロンズ〜ゴールドアクセント施そうか思案中。