予定外で17時の開店と同時に銀座青空さんへ。思えば
この時以来。
芸大陶芸世界を目の前にしつつ、手取川、鄙願とともに至福の青空世界存分堪能。
そのあと、銀座レストランアルバスへ。
まずは、Bollinger Grande Annee で優雅に。
そのあと、もはやわたしのスタンダードになりつつある大好きなPouilly Fumeを。
天然のふきのとうとアシタバのフリットと共に。
ほろ苦い春の味覚いっぱい。
これは最高に大好きな組み合わせ。
それはまるで、今回の展示テーマ
EARLY SUMMER BREEZE のごとく。
この世界観、音楽でいえば、真っ先に思い浮かぶのが、わたしのテーマ曲的存在高校時代から擦り切れる程聞いた
これか、もしくはカラオケ時定番の
これ ご主人様の
これ
洋服でいったら上質な厚手のコットンジャケット
みたいな♪
いずれにせよ、Pouilly Fumeのもつさりげなさ
青くハーブのように香る爽やかさ、
やっぱり大好き。
ワインを自分に例え、どうなりたいか。と思い描くとすれば
どんな気品溢れるシャルドネより
こちらでいただくこのPouilly Fumeでありたい!
といただくたびに思う。
と同時にここを基本に展開していくアルバスワインの時間、たまらない。
次に ch.de pommard 1976をフロマージュとともに。
気取らず太陽をいっぱい浴びて、走り回ったような自然児なワイン。
口にしたとたん、思わず景色が頭のなかに。
ブドウ畑を背景に、小屋の元、足でぶどうを踏みつぶし布で漉したような、皮の裏っ側の旨味まで存分に引き出されたような、
(久志本さん曰く)”馬小屋”です!
うん、なんかしっくりくる。
とはいえ、アルバスさんのセレクト、
”洗練された”76年生まれの田舎風
なところがすごい。
その感覚、バランス感たるや、実にカッコよく、生き方や美意識すら感じ
わたしが作陶に於いてテーマにしている「きれいなラフさ(雑味も入れつつすっきり綺麗に」にも通ずるものじたりして、勝手にワインと陶芸をなぞらえてみたり。
この時然り
いわゆる銘柄ブランドとは異なるこんなセレクト、
最高に面白く毎回わくわく、贅沢な楽しみ方だと思う。
あー、陶芸同様、ワインの世界からも抜けられなくなってしまったみたい。