思いがけず楽しくうれしいお誘い。
この日もアトリエジーンズ姿から着替えるべく一度家に飛び帰り、
すっ飛んで出る。
そして到着するや否や
大好きなプュイフュメ
×クミンの香りの白子とどんこのパネwith春菊ソース
で、軽快且つおしゃれに始まり‥
焼きたらば蟹×ムルソーという趣きあるエレガントな流れ。
そして蟹を堪能していると目の前にこれが。
久志本さんのこの日の超おすすめ。
新潟産青首鴨。
どっひゃひゃー☆ど迫力。
コシヒカリをついばんでいるのだという。
これをシャトーヌフデュパプのレイヤス1997と共に。と教えていただく。
ぐわーん。ぐぐっと凝縮感な鴨。
1997?!
若く青い感もある自称?千歳飴テクスチャーな赤。
んーおいしいー!(と騒ぐ)
鴨単体でも迫力、そして血を用いたというこのソースがまたすごいったら。
アピシウス時代からの顧客であられる美食家様も
こんなソースがいただけるなんて!と大絶賛。
フレンチ初心者若輩モノのわたくしとしては
初めて本格的王道フレンチに触れたような感激。
そして春の苦みを感じるふきのとうなどつけあわせのお野菜センスがまた最高。
鴨もも部分は焼き鳥スタイルのサラダ仕立てでさっぱり。
フロマージュに大好きなエポワスにロックフォール、それに加え最近好きになり始めたシェーヴル×あわせていただいた赤がまたすばらしかった。
そして最後の最後こちら。
1943年のアルマニャック。
67歳にしてこの透明感。
香りだけでうっとり。
しみじみこんなおばあちゃんになりたいと思う。
って最近よくこうなりたいおばあちゃん像を思い描いているような。
上品、優雅、にも関わらずとことん存分に楽しめる(というか楽しんでしまう)なんともいえない居心地の良さ。
それは最高の料理と情緒を感じる心を揺さぶられるようなワインセレクト
プラス、顧客の雰囲気、そこから醸し出される空気感、気負わずでも最高に心地よいホスピタリティ等々によるものも大きかったりもして。
こんな贅沢なホスピタリティを感じる空間っていまどきめずらしいんじゃないかと。
いつもついついはめをはずしてしまう。。。
わたしにとって至福の美食ワイン空間であり、秘密の隠れ家。
行くとまたすぐに行きたくなる。。。
身分不相応ながら気分的には第二のダイニング。
ワインって最高に楽しいー!好きでよかったー!
としみじみこちらに来るたび実感する。
追記
参照 kussyさん↓コメントを。