東銀座 工芸いまにて行われている
陶芸家三上亮さんを支援する東京芸大出身作家有志によチャリティー陶芸展へ。
三上亮氏の作品から感じられる、チカラ強さ、迫力は、極めて粋で、愛でるだけでも気持ちよく、理屈抜きにカッコイイ!
確固たる技術があってこそ敢えて飾らず、潔い決断力と判断力を強く感じる美意識が作品の中に確とあり、お目にかかったことはないものの、作品から現れるその雰囲気から私の中でこうありたいと思える理想。
恐れ多くも購入したく(でもできない・涙)日本橋三越美術サロンに展示されている作品を目にする度、せめてその心意気、エッセンスだけでも取り入れられぬものかと、ガラスケース前でうっとり。かねてから密かに憧れ心酔していた作家のおひとりで、実際三上氏をよく知る陶芸家に作り方を伺い、目から鱗な通常考えられないくらい単純明快豪快な三上氏の製作方式を取り入れさせていただいたことも。とはいえ、プロセスをただ追うことはできても決して真似はできず。
そんな削ぎおとしたプロセスを真似させていただくことで感じた三上イズムは、
まさに、わたしが大好きで尊敬する天才バカボンのパパの言葉
「これでいいのだ!」
と重なるものが。
そんな三上亮氏の後輩にあたる作家さんから、先日三上さんが50歳とまだお若いながら大病を患われ、三上氏そしてご家族を支援しようとのことからチャリティ陶芸展(三上氏周囲の芸大作家有志の作品販売)が計画されているとの話を耳に。一ファンとして心配すると同時に会の開催を楽しみにしておりました。
今回芸大出身作家一同集結、若手作家〜蒼々たる顔ぶれの作品まで。
普段は手に取ることもできないような作品もチャリティ価格で出品されています。
くわしくはこちらに
本日、初日、
三上氏の作品は☆つきの名店オーナーたちもご愛用とあって、ご活躍のあんな方、こんな方、及び日本を代表する大御所作家先生方もお見受けし、現代陶芸界の社交の場に。
オーラ溢れる方々のパワーを直に感じさせていただくと同時にみなさんが三上氏を思う気持ちも伝わりぐっとくるものが。
そんなすばらしい催し、内容的にも大変興味深く必見。
わたしも友人へのプレゼントに長谷川奈津さんのお茶碗購入。
(長谷川奈津さんファンの方々ごめんなさい、最後のふたつ購入してしまいました)
芸大陶芸のすべてに触れられるという貴重な機会、興味のある方は何はさておきぜひ足を運んでみていただきたく、微力ながら緊急告知です。
ちなみに‥工芸いまさんの近くには
様々な名店あり
ランチがてら、お食事がてら‥美味しいお散歩コース、楽めると思います。
東京芸大出身作家有志による チャリティー陶芸展
2009年9月9日(水)〜13日(日)
11:00〜19:00
工芸いま
東京都中央区銀座7-17-5
03-3542-5707
←参加してます。